「運動はしたほうがいい」と分かっていても、ジムに通う時間はない。そんな方にうれしいニュースがあります。特別な器具も費用もいらない「腕立て伏せ」が、心臓の健康を測る手がかりになるかもしれない、という論文を読みました。
気になる論文:JAMA Network Open(2019年2月15日)
アメリカの医学誌『JAMA Network Open』に掲載された研究で、1,104人の成人男性(消防士などの職業的に活動的な方々)を対象に、10年間にわたって腕立て伏せの回数と心血管疾患の発症を追跡しました。
その結果、一度に40回以上腕立て伏せができる人は、10回未満の人と比べて心血管疾患のリスクが大幅に低下していたことが報告されています。また、11回以上できている時点ですでに有意なリスク低下がみられました。
研究グループは、腕立て伏せの回数が「費用もかからず、簡単で客観的な、心臓の健康状態の指標になりうる」と評価しています。さらに、腕立て伏せの回数と有酸素運動の能力には相関関係も認められており、日々の体力をざっくり把握する目安としても役立ちそうです。
「40回」を聞いて、どう思いますか?
「40回なんて無理」「そもそも腕が上がらない」「肩が痛くて続かない」——。こんな反応の方も少なくないはずです。
ここで大切なのは、回数そのものよりも「今の自分が体を動かせているか」を見直すきっかけにすること。腕立て伏せが苦手でも、無理のない範囲で筋肉を使う生活を続けることが、長期的な健康につながります。
実は、フォームや関節の状態が回数を左右する
腕立て伏せは、腕・肩・胸・体幹など全身の連動が必要な動きです。だからこそ、
- 肩甲骨が動きにくい、肩が前に丸まっている
- 手首や肘に違和感がある
- 姿勢が崩れて腰に負担がかかる
- 呼吸が浅く、うまく力が入らない
といった状態だと、回数が伸びないばかりか、痛めてしまう原因にもなります。「やり方が分からない」「続かない」の裏には、こうした体の使い方のクセや緊張が隠れていることが多いのです。
黒岩整体院がお手伝いできること
黒岩整体院では、筋肉や関節の緊張、姿勢、呼吸のしやすさを整えることで、「無理なく体を動かせる状態」へ導いています。
- 肩や肩甲骨まわりの可動域を広げる
- 巻き肩・猫背など、負担のかかる姿勢の改善
- 手首・肘・腰への負担を減らす体の使い方のアドバイス
- 自律神経を整え、運動後の回復をサポート
「運動を始めたいけれど、体がついてこない」「昔のように動けなくなった」と感じているなら、まずは体のコンディションを整えるところから始めませんか。
体を動かす前の「土台づくり」から、ごいっしょに
施術はもちろん、ご自宅でできる簡単な体操や、無理のない運動の進め方もご案内しています。お悩みの部位や目標にあわせて丁寧にお伺いしますので、お気軽にご相談ください。
最後に:今日からできる小さな一歩
論文の「40回」を目指す必要はありません。腕立て伏せが難しければ、壁に手をついて、あるいは膝をついて。まずは「毎日少しだけ筋肉を使う」ことの積み重ねが、5年後・10年後の心臓と体を守ります。
私も、朝晩の腕立て伏せを地道に続けております。皆さんも、ぜひご自身のペースで体を動かしてまいりましょう。





お電話ありがとうございます、
黒岩整体院でございます。