自然治癒力を信じる

どうも。
年末年始の雰囲気をこよなく愛している武雄市の整体師:黒岩です。

先日、東京の京王ホテルプラザにてDRT研究発表会がありました。

全国から149名の先生方が集まり
その中から10名が症例発表や色んな話をすることになってまして
光栄なことに私も声をかけていただいており
症例と自然治癒力を信じるお話をさせていただきました。

ほとんどの先生は原稿を用意されていて、それを読みながら話されていたので
何も準備していない私はちょっと焦りましたが
何とかなるものですね。

 

「自然治癒力を引き出すお手伝いをします」
という言葉をよく聞きますが

自分治す、自分治したい
という思いが強く
患者さんの「まだ痛い」という言葉に翻弄されている先生が多いようです。

自然治癒力を引き出すと言っているのに
自分の力で何とかしようとしているわけでして
その矛盾の中で悩み苦しんでいるのです。

悩んだままの手で患者さんに触れるのと
悩みのない手で触れるのとでは
患者さんの体の反応は違ってきます。

もちろん私も「何とかしてあげたい」という想いが強く出ることがありますが
実はあまり干渉しすぎると、かえって治癒率が落ちることに気づきました。

私が出来る事は
幾年も引き継がれている命のすごさを尊重し
自然治癒力を信じ
やるべきことを淡々とこなしていくだけです。

圧痛、関節の可動域、筋力検査などの指標をクリアにすることができたなら
あとは患者さんの自然治癒力に委ねる・・・

調整で体のバランスを整えた後は
その状態をいかに持続できるかは本人次第なのであります。

的確な施術とアドバイス、本人の頑張り(意識を含めた生活習慣)・・・
二人三脚で気分よく生活できるようにしたいものですね。

 

黒岩整体院