「やりたいこと」と「体に必要なこと」のズレ

「健康のために、絶対にこれを続けなきゃ」

「体のためには、こうあるべきだ」

そう思って一生懸命取り組んでいるのに、なかなか体調が上向かない……。もしそんな風に感じていらっしゃるとしたら、一度自分に問いかけてみてください。

 

「私は自分のこだわりを守りたいのか、それとも、本当に元気になりたいのか?」

 

もちろん、両方叶うのが一番ですが、実はこの「こだわり」が回復の邪魔をしていることが少なくありません。

 

回復が早い人は「体が今、本当に欲しがっているもの」を柔軟に取り入れることができます。

回復が停滞・遅くなる人は「自分が良いと思い込んでいる方法」に執着してしまう…という特徴があります。

 

不調が長引くとき、人はつい「自分が今まで信じてきた方法」に固執して四苦八苦してしまいがちです。しかし、本当に大切なのは「今の自分の体が、何を求めているのか」です。

自分の考えにしがみつくのではなく、今の自分に最も合う方法を選ぶ勇気が必要になります。

 

体調が優れないと、知らず知らずのうちに「家族のためだから無理しなきゃ」「仕事に穴を開けられない」といった正義感を持ち出し、休めない言い訳をしてしまうことがあります。

しかし、幸せや健康の波紋は、必ず「自分の内側」から広がっていくものです。

 

自分 → 家族 → 友人 → 地域 → 世界

 

アフリカの難民を救いたいと言いながら、目の前の家族の悲しみに気づかないのは本末転倒です。それと同じで、誰かのために頑張りたいのであれば、まずは「自分自身」が健やかで幸せである必要があります。

 

「自分のこだわり(思い)」を貫きたいのか、それとも、プライドを脇に置いてでも「結果(回復)」を手にしたいのか。

そこを一度はっきりさせておくと、不思議なことに、気づいた頃には「健康」も「自分らしさ」も両方手にしていたりするものです。

今の体が、一番喜ぶ選択はどちらでしょうか?まずは自分をいたわり、自分が幸せになることを意識してみられてください。

ちなみに「こだわりを捨てる」というのは、実は私にとっても永遠のテーマです。

ご来院された方のお気持ちを尊重しながらも、プロとして最善の方法を提案させていただきます。

黒岩整体院