神経回路の強化には、体の土台を整えることが大事

最近、新しいことを始めても「もの覚えが悪くなったな...」と感じておられませんか？

資格取得や語学学習など、せっかく新しい分野に挑戦しても、成果が出ず挫折しそうになるのは、脳がサボっていただけかもしれません。

長年ルーティンな生活を送っていると、脳は新しいことを覚えようとしなくなり、一時的に情報処理能力が低下します。

ですが、何歳からでも、学習を継続することで脳は変化することがわかってきています。

繰り返し覚える努力をすると、記憶を定着させ、引き出すための「神経回路（情報の高速道路）」がどんどん太く、強く強化されます。

例えば、語学学習や新しい知識の習得を続けると、学生時代の子どもの脳のように、神経線維が長く伸び、いくつも枝分かれして、情報処理がしやすいネットワークに進化すると言われています。

ちなみに、脳を活性化させたい場合、あえて「手間のかかる方法」がおすすめです。

パソコンやタブレットで見るだけではなく、鉛筆とノートを使って、学生時代のように「読む」「書く」をセットで行う。実は面倒な作業を選ぶ方が、脳は一生懸命働きます。

いくつになっても、新しいことを学び続けることで脳は鍛えられ、私たちの能力は開花します。途中で諦めるのは非常にもったいないことです。

脳と体は繋がっています。脳を活性化して能力を開花させるには、体の土台を整えることも大切です。集中力の維持や質の高い睡眠のためにも、定期的な体のメンテナンスをおすすめいたします。