脳を刺激する読書のススメ

当院には沢山の本があり、そのほとんどが貸し出し可能となっております。

体の不調はストレスや脳の疲れも影響しますが、実は読書は体のメンテナンスにもつながる最高の習慣なのです。

その際、何となく文字を追うだけではもったいないです。集中して本を読むと、良いことが沢山あります。

言葉を理解する部分や、記憶をつかさどる脳の広い範囲が同時に活発に動きますし

内容を覚え、思い出しながら読み進めることで、脳の神経回路が成長します。これは脳の筋トレと言えるかもしれません。

 

ちなみに、テレビやスマホを見ながらの「ながら読み」は効果激減します。脳をしっかり働かせるために、読書に集中する時間を作ることをオススメいたします。

 

他にも、小説や物語を読むと、コミュニケーション能力を司る脳の領域が特に活性化することが分かっています。

登場人物の気持ちに共感したり、次に何を考えているか想像したりする力が養われますが、これは、人間関係をスムーズにする社会性をサポートする機能と言えます。

また、推理小説、ファンタジー、専門書など、ジャンルによって活性化する脳のエリアは異なると言われています。

つまり、様々な本を読むことで、脳のあらゆる部分をバランスよく刺激できるということになります。

 

体と心がスッキリすると、姿勢も整いやすくなります。

「なんだか最近、集中力が続かない」「仕事のストレスが溜まっているかも」と感じたら、ぜひ1日数分だけでも読書の時間を作ってみられてはいかがでしょうか。

質の良い睡眠と集中した読書で、心身ともに快適な毎日を送りたいところです。