自分と向き合い、体と心を良い状態へ

私たちは、五感を使って外の世界の情報を常にキャッチしています。
天候によって衣服を変え、初対面の人には「この人はどんな人だろう」と相手の表情や話し方から予測して関わり方を変えます。
このように、無意識のうちに外側に意識が向きますが、いき過ぎると自分の内側の変化に気づきにくくなってしまうことがあります。
実は、自分の内側に意識が向けられなくなると「見過ごしがちなSOS」が出てくることがあります。
・お腹が空いた、喉が渇いたという感覚がわからない
・「疲れた」と感じる前に動けなくなる
・肩や首が凝っていても「いつものこと」と感覚が麻痺している
・どうやって体を休めたら良いかわからない
…等、外側の情報や他人からどう見られるかに気を遣いすぎた結果、自分の内側を意識するエネルギーが足りなくなってしまう場合があります。
健全な心身を保つには、外側だけでなく、自分の内側にも意識を向けるバランスが大切です。
まずは、ほんの少しの時間でかまいません。静かに自分自身と向き合ってみましょう。
 「今、自分は何を感じているのか」
 「自分は何をしたいのか」
 「何だか体がだるいから、少し休もうか」
…等、日々の生活の中で、自分の体の声に耳を傾ける時間を持つことで、体と心が良好な状態へと近づいていきます。
ちなみに私は、年に数回ホテルにこもって自分と向き合う時間を作るよう心がけております。

黒岩整体院