ストレスを遠ざけ、エネルギーを補充する

自律神経失調にお悩みの方は、日常のストレスによって交感神経が過剰に働き、体のエネルギー（気）を著しく消耗してしまっています。この状態を回復させるためには、エネルギーの「止血」 と「輸血」といった考え方が大事になってきます。

「止血」とは、エネルギーの無駄な消費を防ぐことです。交感神経の過剰な働きを抑えるためには、何度もお伝えしている４つのストレス（精神的・構造的・化学的・温度湿度などの環境）から遠ざかることが重要です。

「輸血」とはエネルギーを補充することですが、食事から摂るビタミン・ミネラルは、自律神経のバランスを整えるためには欠かせません。 特に食欲が低下している状態が長引いている場合には、サプリメントを活用するのも選択肢の一つになります。

また、自然に触れたり、心地よく感じる人と過ごすことも、心のエネルギーを補充する手助けとなります。気持ちをリフレッシュすることはとても大事なことなのです。

自律神経失調の症状が重いと感じる場合は、エネルギーの「止血」と「輸血」のバランスを意識して、日常生活に取り入れてみられてはいかがでしょうか。