筋トレ初心者の物語、ついに辿り着きました

最初のキッカケとしては父が持病もあるとはいえ急に体調を崩し入院、命の危機に直面したことでした。何とか退院できましたが、明らかに入院前に比べると体力が落ちました。

その姿を見るにつけ「人生はあっという間に終わる」という気持ちが強くなり、何かしなければ「このままでは胸を張って死ねない」と感じました。

そこから自分の特性を考えながら色々調べてみましたが、何であれ努力すれば必ず報われるというわけではありません。

特に私のような凡人であれば尚更です。

その中である時、努力すれば必ず報われる世界があることに気づきました。

それが筋トレです。

私は遅筋（持久力優位の筋肉）より速筋（瞬発力優位の筋肉）の方が優位性があり、さらに筋トレの延長にボディメイクという世界があることがわかりました。

しかも、ボディメイク関連国内有数の団体であるベストボディジャパンというのがあり、地方大会で上位3位に入れば両国国技館で開催される全国大会への出場権を得られることがわかったのです。

父は大相撲が大好きで、その聖地である両国国技館。もしそこのステージに息子が立つことができればどんなに喜ぶだろうか、そんなことが頭に浮かび、これはもう挑戦するしかないと決めたのが大まかな経緯であります。

そこから休日は妻と散歩を続け、長距離ウォーキングの大会に出場（夫婦で65kmを完歩しました）。

2022年6月に近所のジム（ゴーインフィットネス武雄）に入会し、1年後の2023年6月にはベストボディジャパン長崎大会に出場していました。

7月に福岡大会に出場後、独学でのトレーニングに限界を感じ、さらに別のジム（クロスオーバー武雄ブランド）にも9月に入会。

10月に九州大会を経て、ついに念願の両国国技館に辿り着くことができました

約半年間で4つの大会に向けての調整・無事に出場することができ、本当に良い経験をさせていただきました。

キッカケとしては父から始まりましたが、いつしか筋トレという行為自体が楽しくなり、「自分の為」に動いていることに気づきました。

今まではどこか「誰かの為」というそれらしい理由をつけて生きてきたように思いますが、ようやく「自分の為」の人生を歩み始めた感覚がハッキリ出てきました。筋トレに出会えて本当に良かったです。