新しいことを始める前の大切な条件

体調が思うように優れなかったり、症状が少し停滞したりすると、「今のやり方が間違っているのかな?」「もっと別の新しい健康法を試さなきゃ!」と、新しい取り組みに目を向けたくなるかと思います。

新しいことに挑戦する意欲は素晴らしいのですが、実はある「条件」を見過ごすと、良くなるどころか逆効果になってしまうことがあります。

 

「新しい健康法」や「新しい習慣」を取り入れるとき、実は想像以上にパワーを使います。なぜなら、どんなに良い方法であっても、それを自分の体に馴染ませ、習慣化し、効果が出るまでには「知識・経験・時間」が必要だからです。

これは、どんなに優れた人であっても同じです。新しいことには必ず「適応するための時間」がかかります。なので、新しいケアや習慣を始める際には、自分に「余力」があるかどうかが非常に重要になります。

 

• 体力の余力(動けるエネルギーがあるか)

• 心の余力(新しいことを楽しむ余裕があるか)

• 時間の余力(無理なく続けられるスケジュールか)

もし、心身ともに疲れ果てて「余力」がゼロの状態のときに、無理に新しいことを追加してしまうと、脳や体はさらにパニックを起こし、自律神経の乱れが加速してしまいます。

まずは「今まで効果があったこと、自分が得意なリラックス法」だけに集中し、「余力」を作ることに専念していただきたいです。

「あれもこれも」と手を広げるのではなく、まずは睡眠をしっかり取る、湯船に浸かる、深く呼吸するといった、自分にとっての基本に徹底すること。これが新しいステップへ進むための最低条件になります。

余力がないまま新しい山に登ろうとすると、途中で力尽きてしまいます。しかし、しっかりエネルギーを蓄えてから一歩踏み出せば、体調は上昇していくしかありません。

 

さて、今自分はどんな状態にあるでしょうか。

「体力」「心」「時間」の3つのコップに、どれくらい水(余力)が残っているか、少し冷静に眺めてみられてください。

もし少しでも余力があるなら、新しいストレッチや、気になっていた健康法を1つだけ取り入れてみましょう。

 

もし今は全く余力がないのでしたら、新しいことは一切せず、今まで体感が良かったことや、一番楽になれる習慣だけに集中されてください。

 

ここを見極めることが、最短で不調から脱却するための大きな目安になります。焦らなくて大丈夫です。まずは自分の「コップ」を満たすことから始めてみられてはいかがでしょうか。

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