悲しい時は悲しんでいいです

黒岩整体院には色んな悩み・症状をお持ちの方がいらっしゃいますが、どのような方であれ

まずはお体を構造的な面（関節・筋肉・神経系）からしっかり調べていき現状の把握に努めます。

多くの場合､構造的な問題があり､施術によりお体を整えて「動ける体」にし、その状態で普段から「バランスの取れた食事」「適度な運動」「休養（睡眠）」「メンタル管理」を意識して過ごしていただければ、大体快適な日々を過ごせると思っております。

器質的な問題・何らかの病気を抱えている状態でなければ、計画的に施術をすすめていければ（適切な期間・頻度・刺激）ほとんど問題ありません。

ただ、もちろん全ての方を回復に導けるわけではありません。一番難しいと感じるケースは、ご本人が自覚していないストレスが絡んでいる時です。

ストレスを自覚している場合は、対処の仕様があったりしますが、ストレスを自覚していない場合は対処ができません。

自覚していないストレスというのは、無意識に入り込んでいるストレス・あるいは無意識に追いやっているストレスとも言えます。

現実を直視するのが辛いので感じないフリをして、いつの間にか無意識の領域に入り込んでしまっていることもあります。

体のバランスは整っていても、症状がしつこく続く場合、ほとんどは精神的ストレスが絡んでいます。

「何かストレスとか、自覚はございますか？」と質問しても「いえ、特にありません」とかえってきますが、この無意識に入り込んだストレスが意識できる所まで登ってきた時、それを「気づき」といいます。

そして､気づきがあったら、すぐに行動するとお悩みの症状や現状が変わってきます。

親族やペットが亡くなった後から調子が悪くなった方をたくさんみてきましたが、多くが悲しみ方が足りなくて、無理やり気持ちを前向きにして普段の生活に戻ったことが原因の場合があります。

悲しむ時はしっかり悲しんでいただきたいです。涙をたくさん流して、飽きるくらい泣いていいと思います。それから次の一歩を踏み出せば体・心ともに同じ方向で体調良く過ごせるかと思います。

過去のことでも気になること（気持ちを消化できていない）がご相談くださいませ。