「肩が痛くて上げられない」という方がたくさんお越しになります。
多くの方は、当院に来られる前にすでに病院で検査やリハビリをしたり
他の整体院等で施術を受けた経験がある方ばかりです。
当院では肩への直接的な調整はもちろんですが、脚やお腹など肩と関係なさそうな所も念入りに調整する場合があります。
すると時々「あの、痛いのは肩なんですけど・・・」というお声をいただくことがあります。
しかし、実際にそれで良くなってビックリされるわけですが、なぜそういったことが起こるのでしょうか。
肩の力だけで上げているわけではない
私はお越しになる方のお話を聞いて、施術する上で何かヒントになるものはないか自分の体を使って考えるようにしております。
特にダンベルを使って同じ動きをすると、色んな発見があります。
例えば同じ重さを持って肩を上げるにしても、立った状態であげるのと、座った状態であげるのとでは感覚が違います。
立った状態の方が楽に、そしてより重いダンベルを上げることができます。
これは肩を上げる時、肩だけの力ではなく、実際は足で床を押しているためであり
床反力といいますか、肩以外の力を借りて上げていると言えます。
そこからヒントを得て、施術する際は肩の構造的な問題(肩関節の位置など)がないか確認し
問題がない場合は、脚やお腹に力がしっかり力が入るよう(腹圧がかかりやすいよう)調整するようにしております。
そうすることで、肩が上がりやすくなりますし痛みも軽減することが非常に増えました。
色んなところで肩の施術(患部への電気治療、マッサージ、温熱療法等)をして改善しない場合、違う視点で体を観察すると突破口が開けると思います。
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