普段、座っているときに右のお尻と左のお尻、どちらに体重がかかっているか意識されたことがありますか?例えば、右に41%、左に59%と感じることが大切です。このように、どちらが正しいかではなく、自分の体の感覚に意識を向けることが重要なのです。なぜなら、意識を向けるだけで神経が働き、求心性神経(末梢から中枢へ感覚情報を伝える神経)が活性化されるからです。
特に、日常的にストレスを感じながらも、それを無視しがちな方は、求心性神経の機能が低下しやすくなります。その結果、遠心性神経(中枢から末梢へ情報を伝える神経)の働きも弱まり、力が入らない、ふわふわする、地に足がついていない感覚になることがあります。
大事なのは「今ここにある感覚を感じる」ことです。これはまるで筋トレのように「感覚のトレーニング」と言えるでしょう。例えば、脱力して手のひらに意識を集中させると、温かい、冷たい、ピリピリ、ジンジン、重いなどの感覚を感じるでしょう。感覚に正解や間違いはありません。感じること自体が目的です。
体が凝っているのに自分でそれを感じ取れない方もいらっしゃいます。そのような場合、まずは自分の体の感覚を意識することから始めましょう。正常な感覚を取り戻すことが重要であり、これが、体の調子を整え自律神経を健やかに保つ第一歩となります。
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