体と心を整える。動ける体をデザインする

今年度の婦人会総会が武雄公民館２階運動室で開かれました。現在、集会棟は工事中のため取り壊されていてエレベーターはありません。階段を上るのに皆さん足取り重く会場に向かわれていましたが、帰りはるんるん。姿勢が良くなり、若返っておられました。椅子などの片づけも手伝ってくださったので、あっという間に終えることが出来ました。

講師は北方の黒岩整体院の黒岩義昭先生。今年４９歳（2025年現在）になられるそうですが、お若い。心も体も健康そのもので、はつらつとされていました。今回「体と心を整える過ごし方」～健康寿命を延ばすには～と題してご講演いただきました。

健康のためには、体・心・動（運動）・食（食事）・休（睡眠）の５つが大事だが、その中でも体と心を整えることが特に大切であること、心は動ける体をデザインすることで整うことなどをお話しされました。私は（そう言えば、体を動かして汗をかくと気分がすっきりするなあ）と思いながら聞いていました。

それから、先生と一緒に実際に体を動かしながら、たくさんのコツを教わりました。体は、痛い、治したいと思う部分だけをどうにかしようとするのではなく、足腰が痛いなら腕や肩など上半身も動かすこと。全身をバランスよく動かすことが大切なんだなあと思いました。不思議だったのが、首を左右に回して自分の今の可動域を確かめた後、眼球ゆっくりぐるぐると回す運動をしてまた首を回すと、より良く動くようになっていたことです。

こんなにすぐ効果が表れるのかとびっくりしました。でも先生は「続けることが大事ですよ」とおっしゃいました。そうですよね。

また、先生が「これはぜひ」とおっしゃったのが、深呼吸です。現在は呼吸が浅くなっている人が多いそうです。大きく息を吸って口から長～く息をく。これ朝起きた時や夜寝る前などに習慣化するといいそうです。長～く息を吐くと長生きするそうなのて、思い出しては深呼吸するようになりました。

それと私が反省したのが、脚をよく組みたくなること。姿勢がいいと脚は組みにくいので組みたくならないそうです。それ以来、脚を組みそうになると姿勢を正すようになりました。いつまで続くかな。ちょっとした心がけで体と心は変わっていくんだろうな。忘れないようにしたいと思いました。

過去のことは変えられない。未来のことは分からない。だから今を大切に。

今の私達に大切なことをたくさん教えていただきました。黒岩先生、ありがとうございました。

講演をしっかり聞いてくださったのがよくわかる大変嬉しい感想でした。ありがたいことに他の所からも講演の依頼がきております。引き続き沢山の人々のお役に立てるよう精進してまいります。